きっとずい分心が傷つく出来事に出会われたのでしょうね。
ご心痛お察しします。動物と言えど飼い主にとっては家族
ですものね。

ただ人間の病院でも入院患者を抱えていても、指示を出せる
医師が居ないところもあるのじゃないかな、って思います。
一般の開業医で入院床を持っているところもあるので。
もちろんオペ直後や状態が急変することが予想される場合は
医師は夜も病院に詰めるようですが、一応みんな容態が安定
している時はご自宅に帰るようです。ただしほとんどは緊急
呼び出しに対応できるように、ご自宅は近所のようですが。

動物病院でも入院患者が多いところで、スタッフもいるところでは
ケアスタッフや新米先生が夜勤するようですが、そうでなければ
ご自宅兼でないかぎり、夜勤をしていては一年中帰宅する事が
かなわない事になります。
まさか毎晩寝ないでいるわけにもいきませんものね。
獣医さんだって経営者ですから入院患者を危なくするような事は
悪い評判を生み、経営が立ち行かなくなって困りますから、そう
そう無責任ではないと思います。自分で蒔いた種は必ず自分に
帰るのですから。

ただ本当に困った病院もあるとは思います。それは人間の病院
でも同じです。大病院でもそう。
患者を人として扱っていない。患者が多すぎ流れ作業で済ます。
少しでも楽にしよう、仕事をおっつけようと、作業をはしょっ
たり、基準を緩くしたり。
私は人間での経験しかありませんが、一度入ったらそうそう
転院することも難しいのですから、戦うのは家族です。
患者の代わりに戦います。治療方針については納得いくまで
主治医に食い下がります。ケアに関しては婦長（今は何と
言うのでしょうか）にまでものを言いました。
手が足りない対策だったのでしょうが、毎朝一日分の飲み薬
を病室に配るのを辞めさせたこともあります。誤飲や飲み忘
れ事故を防ぐためです。とってもうるさい家族だったでしょう。
でも良く主治医も看護士さんも耐えてくれました（笑）
最後にはお互い「ありがとう」で分かれることが出来ました。

大事な家族である動物が病気なら、理不尽と怒るより良い
先生を探す方にパワーを使いましょうよ。
ほとんどの獣医さんは、熱心な飼い主さんには応えてくれる
はずです。ただこちらも相手の話を聞く耳を待たなければ
なりませんが。
相手も人間。出来ることの限界があることを踏まえなくては
いけません。
ご自分の力量の総てで一生懸命な獣医さんは、例え経験が
未熟でも、私は大好きです。一緒に考え、一緒に悩んでくだ
さいますから。結果が不幸なことになっても、一緒に病気と
戦ってくださった同士って感じで満足感があります。

反対に名医として名を馳せていても、お互い人間、気の合わ
ない事もあるでしょう。
早く心許せるホームドクターが見つかるよう、心から祈って
います。