先生は、抗体価測定に努力なされておられるようで頼もしく思い
ます。　がんばって下さい。　
　私が、"何年分かの価格になるかも"と書いたのは理由があって
のことです。　
　おそらく、先生がなさっておられるのは某検査センターの犬2種類・
猫１種類のタイプの事と愚考いたしますが、（そうそう、測定はこの
センターだけでしたね。もう一軒は勘違いでした。）ワクチン代は地
域別・病院別で異なりますので、高額のワクチン代の病院では、たし
かにそれほどではないかもしれませんが、低額の地域・病院では話は
かわってきます。
　また、あの検査は私の記憶が確かなら、犬はジステンパー・パルボ
とジステンパー・パルボ・アデノ、猫は汎白血球減少症だけの測定だ
ったはずです。　たちうおさんの例にもあるように、ほとんどの飼主
さんは犬も猫も混合ワクチンを接種なされておられますから、この検
査に含まれない他の項目はどう判断するのか？という問題が必ず生じ
ますよね。　もちろん、田口先生ならこの点についてどういう議論が
なされているかよくご存知と思いますが、まだ完全に意見の統一はな
されていないと考えます。　したがって獣医師によっては他の項目の
検査もいれるかもしれませんよね。（その結果の意義は別として）
そうなれば、５種混合・８種混合と数がふえるほど測定項目と代金が
増えますので、低額の病院なら、"何年分か"というのはあながちオ
ーバーな話ではないのです。　こういうものは日本中の飼主さんが御
覧になられる可能性がありますので、いろいろな状況の同業者の方々
の事を考えかいたつもりですので、どうぞご了解ください。