獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200306-212

reこもぐさん
投稿日 2003年6月26日(木)00時33分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

 何事にもリスクはあります。リスクゼロを求めていては何もできません。
 下嘴の徒長と院内感染のどちらのリスクが大きいかを考えて、前者が大なら連れていくしかないではありませんか。
 気にしておられるPBFD以外にも院内感染し得る(しばしばするかどうかは別に)病気はいくらでもあります。PBFDがブンチョウに感染するかどうか「だけ」気になさるのは無意味でしょう。

 生後2ケ月で嘴に異常が生じたということは、ただ削ればいいというより、遠因を探る必要がある事態に思えます。いま餌が食べられているからOKというものではないでしょう。なお、深く削るのでない限り、出血はしませんし、おそらく痛みもないはずです。保定の不愉快はあるとしても。
 院内感染よりはるかに大きな問題のようも思えます。

>本当は連れて行くべきなのはわかっている

 のでしたら、それを実行すればいいだけです。生き物の飼い主になるということは、そうした「決断」をする責任を負うということでもあります。

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