開業獣医師のよしと申します｡　ワンちゃんがお亡くなりになったとの事、
ご冥福をお祈りいたします｡　お書きになった内容からはどのようなことが
起こったのかについてはなんともいえないのでコメントしかねます｡ただ、
われわれ獣医師も消え行く命の火に対しては無力であると思うことがよく
あります。ご質問の内容についてですが、日本の獣医師の知識や技術は確実に
向上してきております｡獣医学、医学ともに日進月歩のせかいです。昨年までは
常識であったことが、今年ではタブーになったりすることもあります。また日本の
制度が発展途上国から20年は遅れているとのご指摘ですが、そもそも発展途上国
では犬猫の医療まで医薬品が回る状態ではありません｡確かにペット先進国よりは
治療学や行動学、飼育法などは遅れていると思います｡　専門分野についてもそのよう
な方向で進みつつありますが、まだまだ先のこととなるでしょう｡　研修会などは全国
各地でさまざまなものが開かれております。動物病院の設立は獣医師でないと管理者
になることができません｡　付き添いながらの治療は主治医の考え方であると思われます｡
このような答えをお求めでないことは承知しておりますが、一応、答えさせていただき
ました。ワンちゃんのご冥福をお祈りいたします｡