意見交換掲示板過去発言No.0000-200307-226
マルチレス |
投稿日 2003年7月29日(火)15時27分 プロキオン
7月29日の P27さんへ セキセイインコの脂肪腫というのは、どなたが診断されていますか? 「肛門の上部に膨らみ」と表現されていますが、肛門と尾羽の間なのかな、そ れとも尾羽の付け根で上側なのかな? どちらも脂肪腫とは別の疾病がありますので、まずは確認が必要になりそうで す。 逆に身体を前方から見て、肛門より上の位置ということであれば、お腹側とい うことになりますが、こちらであれば、脂肪の蓄積は比較的ありそうな話しに なります。でも、本態は脂肪腫ではなく別の要因です。なんと言ったら良いか 、つまり原因では無く、結果なんです。 病院の紹介を希望されておりますが、残念ながら、その地域に知己はおりませ ん。 7月29日の スポイルドキャットさんへ 蚤アレルギーであれば、原因となっている蚤の駆除をしないかぎり、治癒する ことはありません。 抗生物質と痒み止めだけしか処方されていないのであれば、アレルゲンがその まま放置されていることになってしまいます。蚤の駆除についてはスポイルド キャットさんは実施するように指事されていないのですか? それとも病院の 方で対応しているのですか? 2本接種している注射の中の1本が蚤の駆除を目的とした注射という可能性は ありますか? そのあたりの確認は是非とも必要です。 7月29日の チェリーママさんへ 臍帯の結紮は、身体側の付け根で縛る必要はありません。この結紮の位置と臍 ヘルニア(でべそ)とは無関係です。 臍ヘルニアは臍帯の動脈や静脈が閉鎖される際の閉鎖不全に由来するものであ って、結合組織によって行われます。結紮の位置が前方であろと臍帯そのもの は生後数日のうちに壊死乾燥してしまい、付け根から落ちてしまいます。 むしろ、あまりに結紮位置が身体に近いと細菌感染の可能性もありえますよ。 また、断尾の位置ですが、ワイヤーフォックステリアであれば、スタンダード では尾の全長のおよそ3/4を残すことになっています。 頭頂と尾端を結んだきれいなラインができることが良いとされていますが、家 庭犬であれば、これもこだわる必要はありません。 犬本来の存在意義と外観上の容姿とは別の問題だと思うからです。 |
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