＞ちょんちょんさん
こんばんは、単なる鳥好きのM&Iと申します。

人間のにおい云々は、まず考えられませんので安心ください。
鳥がもうちょっとにおいを頼りにしてくれる動物だったら
猫やイタチに襲われることもぐっと少なくなるんですが(^^;

まず、すずめの雛が落ちる理由ですが、
１）　大きくなって落ちた（巣立ち寸前の状態）
２）　なんらかの理由で巣を放棄した
３）　何者か（親を含む）に落とされた

多いのが１）だと思います。戻されたすずめの羽はおよそ
生えそろってませんでしたか？　この段階ですと、
巣立ち寸前で、親に促されてどこかへ巣立ったのかも
知れません。明日にでも巣をちょっと覗いてみては
いかがでしょうか。雛がおらず、なおかつ
あたりに落ちていないようならば、巣立ったと思って
間違いないと思います。近所を探してみれば、まだ
あどけない巣立ち雛（巣立った後も親からしばらく餌を
もらいます）の姿があるはずです。

２）　巣に虫が湧いたりした場合に巣を放棄することが
あるそうです。この場合は、巣に戻しても戻しても落ちてくる
そうです。雛が再度落ちていないところを見ると、これではなさ
そうです。

３）　親が落とすという話にはわたしは懐疑的です。
ツバメは、ずっと、そう言われていましたが、最近は
巣を持たない親以外のツバメが落とすということが
分かってきました。すずめも多分、親が落とすことはないと
私は思っています。ただし、他の者（他のすずめ（兄弟を含む）や
へびに襲われたり、など）に落とされた可能性はあると思います。
この場合、現場を見てない限り、判別不能ですね。

こうして考えてみると、１度目の落下の段階では
巣に戻してやるというのが、最善の策だと私も思います。
ちょんちょんさんが気になるようでしたら、思い切って
巣を覗いてみましょう。抱卵中覗くのはご法度ですが、
雛がかなり大きい段階では、ごく短時間なら問題ないと
思います。まあ、これも気が引けるという場合は、
２週間後ぐらいに覗いてみてください。それで、巣が
もぬけのからなら、巣立ったんだと考えてよいと思います。