ホメオパシーは一応いくつかの国ではきちんとした医療として認められています。
医療として認められているほどのモノだからこそ、適切な知識と適用が必要です。

また他の方も書かれているように、現在の日本では認知度も含めてまだ正しく普及
しているとは言い難い状況です。
その原因にはいろいろありますが、それをここで述べても無意味でしょう。

一口に「ホメオパシー」といってもその体系には大きく２種類あり、それぞれの
体系を支持する流派にもさらに複数の流派があり、それらが混在しています。
その流派によっても適用の仕方が大きく変わりますが、ホメオパシーの元来の
考え方からすると、被治療者に対する事前のセッションが非常に重要で、これが
正しくなされないと正しい結果が得られません。

私はホメオパシーそのものは否定しませんが、人間に対しても適用の難しいこの
療法を動物に適用してはたしてどこまで効果が望めるのか、さらにはそれを保証出来る
のかは疑問に思っています。

もちろん全くその効果を否定するわけではなく、効果のある例もあるとは思うのですが
「獣医療」として扱うにはまだ時期早々だと考えます。

ここ何年かでホメオパシー関連の情報も増えてきています。
興味のある方はまずいろんな確度から情報に当たってみることをお勧めします。