獣医師ではありませんがご参考まで。

　脊椎動物の中には夢を見ると思われる種類があります。寝言をいうのも不思議ではありません。つまり異常ではありません。
　悪夢なようなら軽く声をかけるなり、体に触れるなりしてそっと起こしてやるのがよろしいかと。
　悪夢かどうかは飼い主が判断してください。えー、必ず判るってもんではありませんが・・・。

　リス。
　お尋ねは種類の選びかたでしょうか、個体の選びかたでしょうか。
　個体であれば、若く健康で人に慣れているもの、ということになります。それの具体的な選びかたは、文章では伝わりにくいものです。ご自身で数を見て見抜く眼力を養うしかありません。その眼力がないと、飼育しはじめてから後で、病気の徴候を見逃すなどのトラブルになります。飼う前ならば、眼力をつけるのに時間をかけられます。練習期間と思ってしっかりと力をつけられるのがよろしいでしょう。
　ひとつご忠告。リスは、初めてペットを飼う方に向いておりません。活動量多く、三次元的に動き、かつ、モノを齧ります。人に乗るのは比較的ＯＫでも、人に掴まれるのを嫌います。ですので、室内放し飼いにはリスク大きく、ケージ飼いとなると巨大な（市販されていないような。中型種なら床面積１畳、鷹さは天井までとか）ものが望ましくなってきます。齧歯類の中でも糞尿の臭いが強いほうです。
　
　つまり、「どうしてもリスでなくてはならない」のでなければ、もう少し飼いやすい、イコール飼い主も動物も幸せになりやすいものをご検討なさることをお勧めします。
　いまの日本で売られている範囲と種類のリストにズレはありますが、ローレンツの「ソロモンの指輪（ハヤカワ文庫）」のご一読を。