意見交換掲示板過去発言No.0000-200308-154
Re:フィラリアについて |
投稿日 2003年8月18日(月)16時47分 パールちゃん
りゅうさんへ。 犬がフィラリアに感染するとフィラリア幼虫はまず皮下や筋肉の中で成長します。 この時点では犬の血液検査をしてもフィラリアは発見できません。 血液検査でミクロフィラリアがいるとわかるのは感染後3ヶ月以上経ってからです。 が、この時点でも静かに貧血が進行しているという程度で、 表面的には犬になんの症状も出ない場合がほとんどですが、 感染に気づかずフィラリア予防薬を与えるとミクロフィラリア数が多い場合は犬はショック症状を起こしたりします。 感染後約半年でミクロフィラリアは若い成虫になり犬の肺動脈に寄生します。 寄生しているフィラリア成虫の数にもよりますが、この時点で血流障害が目に見える形で表れることが多くなります。 いつもハーハーしている、ちょっと動くと貧血で舌や歯茎が白くなる、ひどいときは倒れる、など。 症状の程度はフィラリア成虫の数と寄生場所によって大きな差があります。 食欲を維持して体力をつけ、暑さ寒さを防いでやり、激しい運動を避ける、 これがフィラリア成虫を温存しながら症状を悪化させない基本です。 ↓こちらの「フィラリアについて」も読んでみてください。 http://www.vets.ne.jp/faq/pc/fila001.html |
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