獣医師ではありませんので飼い主の立場から。

　「いい獣医、悪い獣医」はこちらでも過去いろいろと話題になっていますけれど、結論としては、自己防衛しかない、のです。
　何をもっていいとするか悪いとするかは、単に腕の善し悪しではありませんし、腕の善し悪しだって簡単に計れるものでないわけですから。ですから、別に目医者と歯医者のように異なるわけではなく、眼科医師にもいろんな人がいる、歯科医師にもいろんな人がいる、のと同じように、獣医師にもいろんな人がいる、ということだと思います。
　当然、注射が下手だったり、保定が出来なかったり・・・という獣医師もいます。

　たとえば、ひめちゃんさんのケースであれば、「裏で・・・」と言われた時に、「いやです」と言うなり、失敗を繰り返されるのがもっとイヤなら、「診てもらうのはやめにします、帰ります」と仰るのがよかったように思います。
　ｓｍａｌｌさんのケースであれば、ご不快にカンジタ発言があった時に問いただす、注射をされる前に、どういう理由で何を打つつもりなのか聞く、とされれば良かったように思います。
　断わってもいいんですから。
　
　なにも始めからケンカ腰でなくてもいいんですが、頭から信用してしまうのも自己防衛になりません。「自分にとって」いい獣医師かどうか、判断保留のまま、半信半疑でいきましょう。
　おかしいと思ったら、治療を断わりましょう。その場で気まずくなるぐらいは覚悟しておきましょう。
　終わった後でネット上でぼやいても、その獣医師にはなんのインパクトもありません。その場で対処しましょうよ。それが、よりよい獣医師を増やすことになりましょう。