意見交換掲示板過去発言No.0000-200309-287
水頭症、追加です。 |
投稿日 2003年9月28日(日)00時44分 田口正行
文章が分かれてしまいすいませんでした。 先天性の水頭症は基本的には外科手術が適応だと思います。 これは脳室から腹腔に管を等して脳脊髄液をお腹へと導くようにする手術です。 この手術を行うには可能であればCTやMRIなどの画像診断を行う場合が多いのですが、時間の経過とともに予後が悪くなると考えられていますので 例え超音波検査でも確定診断がつけば早期に外科手術を行われた方が良いと考えられます。 ただし、この子の場合では発症年齢が5歳と比較的高齢であることから先天性の水頭症ではなく、炎症や腫瘍などに続発した水頭症の可能性も考慮する必要があると思います。 この場合には当然 原因疾患にたいする治療が優先されますが、そこまでの診断を求めることは困難だろうと思われます(画像診断の蓄積が浅い、症例が少ないなどなど)。 もしも現在できる限りの診断と治療を求めるのであればMRIをもつ施設での検査と可能であれば外科手術などになると思います。 余談ですが、フェノバルビタールの血中濃度が20〜40μg/mlの間に入っていて、発作がコントロールできないのでしたら 臭化カリウムなど他の薬を併用することが一般的な治療になると思います。 |
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