意見交換掲示板 2003年10月18日(土)00時21分

マーチさんへ。
ゲンちゃん、少し元気が出たようでよかったですね。
でも年齢を考えると、状態は一進一退からニ退三退と、衰えを見せることは確実だと思います。
昨日までは自分で動けたけれど翌朝になったら体を起こすこともできないということも考えられます。
どういうことになるか想像もつかないのが老化なんですよね。
食欲を維持する工夫と過ごしやすさの工夫、痛みや不安への対処、
この3つが老犬介護の柱になると思います。
食餌に関しては、時間をかけて少しずつしか食べられなくなるかもしれないので、
世話をする人の時間的な余裕の問題が出てくるでしょう。
この点はご家族とよく話し合ってください。
自分で動けるうちは好きな場所へ移動して寝ることができますが、
これも突然に自力での移動が困難ということもありえますから、
回りの危険なものには充分に注意してください。
つないでいる子が自分のリードや鎖でグルグル巻きになったりする事故が老犬ではよく起こります。
今後の具体的なことについては、飼っている環境を獣医さんに話をして、
どういうことに気をつけたらいいかアドバイスしてもらうといいと思います。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー