意見交換掲示板過去発言No.0000-200311-115
骨延長 |
投稿日 2003年11月12日(水)05時52分 Big 1
不整癒合を起こしている場合、早い時期であれば単純に離断しなおし、随腔を再 疎通して内固定することで修正することも可能です。不整癒合により骨が短縮し てしまっている場合で、周囲の筋肉に問題がなければときに、骨延長手術を施す ことも可能です。 この場合、同種骨移植を行うか、イリザロフタイプの創外固定器(大腿骨には適応 しにくいと思います)をもちいて少しずつ骨伸長していくことになります。プロキ オン先生は「少しずつ延長していく」というつもりで「ステップ・・」と書かれた のだと思います。獣医業界内(笑)で「ステップ・・」と言うと、とある先生の発明 した創外固定法の亜流のようなものになるわけですが、是非はともかくとして(私 はしませんが)、骨延長のための術式というわけではありませんね。 いずれにしても、費用はかかりますし、治療中は患猫の管理をしっかりとしても らう必要があります。 |
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