獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200311-148

クマゴローさんへ
投稿日 2003年11月14日(金)00時58分 yuranoie

>ワクチン接種はその個体そのものをウイルスから守ると同時に、
散歩やなにかで出会うその他すべての個体に対する予防にもなっているということです。
自分のペットが大事なのはもちろんですが、相手が生き物であり、他の個体と接触
する機会がある以上、それらへの配慮も忘れてはならないと思います。

全く同感です! しかしご発言の矛先が違いませんか?

国内のイヌのわずか3割しかワクチンの接種を受けていないそうです。
この掲示板でワクチンの接種間隔について発言している方々は、
少数派の接種実行者なのですよ。
クマゴローさん、このご発言は、
ワクチン接種を全くしていない7割の多数派に向かってなされるべきでは?

>本当は犬も猫も大好きですし、飼いたいのですが、正直言って周りで飼育
されている犬や猫たちのワクチン接種状態に不安があるため、飼育に踏み
切れません。

お気持ちはよく分かります。
でも、こうは考えられませんか?
ヒトにも致命的な害が及ぶ狂犬病の予防注射でさえ、接種率は5割しかない。
それでも約50年もの間、狂犬病は発生していない。
7割ものワンちゃんがワクチンを接種されていないのに、
私の周辺では感染症の発症はここ数年聞いたことがない。
クマゴローさんのご近所でも同様ではありませんか?
日常それほど大きな不安なくお暮らしなのではないでしょうか。
犬も猫も大好きなのでしたら、
もっと気楽な気持ちでお飼いになったらいかがでしょうか?



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