意見交換掲示板過去発言No.0000-200311-235
マルチレス |
投稿日 2003年11月20日(木)12時07分 プロキオン
11月20日の 社会人さんへ すでにレスがついているようですが、私も似たような意見です。 1.大学卒業から、開業までの年数 法律上は、大学卒業して免許が取得できれば、即開業可能です。普通の 感覚をもったものであれば、開業医において研修を受けてからになりま すが、自分1人の力でやっていけるという判断ができる期間というのは 個人の能力や研修先のシステムによっても、みな異なります。 そして、今からの時代であれば、誰もが開業独立できるわけではなく、 勤務医としての将来設計を描く必要もあります。 2.開業に掛かる費用 立地条件次第です。その後に病院施設における機器設置やどこまでの診 療を自分の対象とするかによって判断が続きます。 3.開業後の収入 もし、獣医師免許を有する方の質問であったのなら、そのままの勤務医 生活をお勧めします。 収入面でいけば、私もいまだに公務員退職時の給料に届きません。入っ てくる収入は増加しても病院の維持にかかる経費には相当なものがあり ます。使用頻度を考えると置いておくことに疑問があるものはいっぱい ですし、書籍やセミナー、各種会費もバカになりません。 まあ、それでも収入は経営の仕方次第でしょう。獣医師仲間のひんしゅ くを一手に引き受けるつもりであれば、それなりのやり方もあると思い ますが。 他の職業からの転身であって、今から大学に行くと言う事であれば、年 齢から考えても御家族の賛同は得られにくいように思います。 とどのつまりは、自分がどうしてもやりたい、やれると思えるかなんです。そ こから先は、何がどうなろうと全て自己責任です。独身であれば、御自身が納 得できるまでやってみればよろしいのですが、御家族がいらっしゃれば、そち らに対する責任があります。よくよく検討された方がよろしいでしょう。 独身であれば、チャレンジもまたよろしいかと思います。家庭もちの方でもテ レビで転身を放映されていた方もおります。 ただ、収入を期待してのことであれば、後々後悔する可能性がありますよ。多 くの動物病院は家内手工業の世界ですから、経営は楽ではありません。 11月20日の クリスさんへ 関節の腫れと削痩からだけでは、白血病とただちに結び付けるのは早いように 思います。他にも心当たりがあるのですか? 牛の白血病は我が国においては4つのタイプに分類されていますが、その中で 「成牛型」であれば、これはウイルスによるリンパ肉腫ということになります。 つまり、感染の可能性もあります。こちらは公共牧場の入牧の際には検査対象 としている県が多いように思います。 「子牛型」「胸腺型」「皮膚型」については、感染の可能性はほとんと考慮し なくてもよいはずです。 品種による感染率の問題は、あまり深く考慮する必要はないように考えます。 和牛でもホルスタイン種でも発症はあります。感染源との接触歴の方が有意と いえます。 遺伝病については、私はその方面の研究する立場におりませんでしたので、コ メントできません。 11月20日の あんなさんへ 動物病院で働いている職種ですが、獣医師、AHT、トリマー以外では、私は 出会っておりません。目的を持っての採用ということであれば、やはりこれら の職種になってしまうのではないでしょうか? ただし、AHTとして使用された方が、別の資格を持っていたということは、 そこそそあるように思います。ちなみに我が家のミセスプロキオンは、管理栄 養士さんです。 |
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