意見交換掲示板 2003年11月29日(土)00時14分

突然後肢が動かなくなる病気には神経疾患、動脈梗塞が比較的多くみられます。
このうち血管の梗塞によって起こる後肢の運動障害では疼痛が著しいことが特徴の一つですが、
その他には爪の血流が悪くなり深爪をしても血が出ないことから診断が可能です。
動脈の塞栓症であればバルーンカテーテルなどによる血栓除去手術が有効なことが多いのでまず、確認されるとイイと思います。
ただし、この疾患では肥大型心筋症などの心疾患が基礎になっていることが多く、こちらの治療は比較的難しいと思います。

まず、神経疾患からの運動障害なのか、それとも循環器疾患があるのかをもう一度診察して頂くと良いかもしれません。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー