意見交換掲示板過去発言No.0000-200311-98
ここさんへ |
投稿日 2003年11月10日(月)14時39分 パールちゃん
私も同じ思いをしたことがあります。うちの犬は1歳5ヶ月でした。 私が不用意にドアを開けてしまったところから走り出て道に飛び出し、 車にはねられて死んでしまいました。 私が見たとき犬は道の端に倒れて最後に一振りパサッとしっぽを振りました。 走り去っていく車の後部も見ました。 長い間何年も私はその光景がフラッシュバックして頭から離れず、ペットロスに苦しみました。 その車を恨みました。 悲しみと怒りと恨みで心の中はどろどろしていました。 でも、ある日、ここの掲示板である人の書き込みを読んで、私の心のどろどろは変化しました。 そこには車にはねられ瀕死の重傷を負った猫ちゃんのことが書かれていました。 「自由に外出するような危ない目にあわせるような飼い方をしていた自分が悪かった。 猫をはねてしまった車を運転していた人にいやな思いをさせてしまって申し訳ない。 もしその人が自分と同じように猫好きなら一生心に残る傷を作らせてしまった」 そう書いてありました。 それを読むまで私は、加害者に申し訳ないという思いなどまったくありませんでした。 加害者が動物好きだったらどんな思いをしただろうかなどまったく考えませんでした。 ここの掲示板のおかげで、加害者を恨むだけだったペットロスの日々から私は解放されました。 そして、そんなことになる原因を作ってしまった自分を反省し、 二度とそんなことを起こさないようにしようと心に誓いました。 ここさんの犬は5ヶ月、うちの犬は1歳5ヶ月。 短い時間だけれど光り輝いて生きましたよね。 生きた証を最後の悲しい出来事で曇らせるのはあの子たちに失礼なことですね。 悲しい悲しいと思うだけでは空の上のあの子たちは喜ばないと思うんです。 ギュッと濃い時間を精一杯生きた犬たちを優しく思い出してあげましょうよ。 そうすれば空の上からこっちを見てあの子たちはしっぽを振ってくれますよ。 |
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