１２月４日の　ＯＫＫＯさんへ
異なる犬種でも交配自体には問題ありませんが、今回の場合、相手の雌が８歳
ヨーキーで初産にあたるのであれば、これは避けることの方がよろしいでしょ
う。雌犬にかかる負担が大きすぎるように思います。別のお相手を検討された
方がお互いによいと考えます。

さて、違う犬種で交配すると、雄犬でも純血でなくなるというのは、これは犬
本人のことではなく、犬舎登録してある血統のことを指しての発言のように受
け取れます。
犬の作出をしているブリーダーにしてみれば、その犬種のスタンダードタイプ
に可能な限り近付けるべく交配を重ねているわけであり、その評価としてのチ
ャンピオンの称号であるわけです。したがって、自分のところから出た犬が別
の飼育者のところで、異なる犬種との交配に使用されていれば、犬舎の代表犬
（例えばチャンピオン犬）の評価を著しく下げてしまうことになるのです。
そこで、「血（血統）が汚された」という表現にもなりますすし、「もう純血
じゃあない」という表現も出てくるのです。
決して、ＯＫＫＯさんのパピヨン本人が、雑種犬になってしまうわけではあり
ません。血統証上でのできごとといえます。


１２月５日の　ゆうりさんへ
乳歯犬歯は４本とも残っているわけですね。９ヶ月ということであれば、４本
全部が今から自然に抜け落ちるのはむずかしいように思います。
犬歯が抜くのには歯肉を切開して、歯周靱帯を切断し、脱臼させて抜く必要が
ありますので、４本あればこれはもう避妊手術よりも手間ひまがかかるのでは
ないかな？
麻酔の持続時間と本人のうける手術侵襲を考慮すれば、私は別々に実施した方
がより本人の負担が少なくてすむと考えますが、この辺は同時をお勧めされた
方とは意見が異なります。


１２月５日の　フクさんへ
ネコには、ひじょうによく見られる疾病だと思います。周囲にも感染が広がる
恐れがありますので、できれば、これ以上重度にならないうちに病院へ連れて
いってあげて欲しいと思います。