獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200312-82

レス・・・いろいろ
投稿日 2003年12月10日(水)00時42分 わたらい

12月9日の方々

>異物を飲みこんだ?のそっくすさん

コレは「危険な場合がある」異物だと思います。
何ともない時もありますが(細かく食いちぎってくれた場合)、一定の長さが保たれているとひも状異物は時間が経ってからでもトラブルの原因になります。
ぐったりとして動かなくなったりしたら急いで病院へ向かった方が良いと思います。
一日以上経過して何もなければ(運良く)問題なく終わるとは思いますが・・・

>猫エイズの感染経路のハローさん

ウイルスの感染能力は確かに弱いですが、一部偏見的な意味も含めて、不特定多数のネコさんに接触する機会のある職種の方が伝染病に神経質になるのは判るような気がします。
たとえば『ネコさんの』エイズウイルスは唾液中にかなり多く含まれているそうですが、ネコさんがすり寄ってきた時に衣類に付いた唾液が、確率的に(ゼロではありませんから)他のネコさんへのウイルス伝播の原因にならないかと言えば、何十頭とネコさんを扱う人であったら、さすがに判りません。
特に日常的な接触が密になると、それでも何年も平気だったりはしますが、感染率はどうしても上がってしまいます。
おそらくは先方のシッターさんの考え方次第だとは思いますので、その辺の事をよく相談してみて下さい。
「いろいろ」だと思います。

>去勢猫のスプレーのヨッケーさん

間違いなく縄張り行動ですね。
先住のネコさんが仔猫が来て大層不満で面白くないのでしょう。
忌避剤はあまり効果がないかもしれませんが、ネコさんがリラックス出来る用にハーブなど(スミマセン、あまり詳しくありません)をつかったり、フェロモン類縁物質(金鳥の電気蚊取りマットのような機械)を用いると効果がある事があるようです。
ハーブは全然判りませんが、蚊取りマットみたいな器具は動物病院で売られているので一度相談してみてはいかがですか?
ビルバックという会社が販売していたと思います。
これでダメなら一時的にでも隔離した上で徐々に慣らしていくしかないかもしれません。
がんばって下さい。

12月8日の方々

>どなたでも かまいません!教えてください!!のえっこさん

既にレスが付いているようですが、治療の事、獣医師の事、費用の事、色々と納得いかない点がお有りの事かと思いますが、いったいそもそも何の病気だったのでしょうか?
獣医療過誤といわれる性質のモノであれば、獣医師側に薬の投薬量の間違いなどの「過失」がなければいけませんが、そもそもどういう病気か診断できなかった様な状態であれば過失とは呼べません。
書き込みの内容からすると誤診(別の診断とそのための全く関係ない、あるいは有害な治療)というのとも違うと思いますし・・・
いわゆる藪医者の事を切れない外科医とか知らない内科医とか言いますが、そういうケースに行き会った不幸な患者は普通は(ソレこそ逃げるように)医者を代えます。
一応の専門知識をお持ちの方のようですから、「そのとき何で『ノー』と言えなかったのか」残念でなりません。
腹部が異様に膨らんでいたそうですから、もしかしたら胃捻転などの急性腹症と呼ばれるモノの何かだったのかもしれませんが、何とも言えません。
可能であれば遺体の剖検を行い、確定診断を行った上で、獣医師の診療に間違いがなかったか再度検討してみてはいかがでしょうか?


>猫のフィラリア。の純さん

ネコさんのフィラリア予防は獣医師によって色々見解が分かれるように思います。
「かかったらまずい事になるけれど、滅多に診る事のない」のが猫フィラリア症です。
「かかったら・・・」の方を重要視するのであれば、ぜひ予防を。
ただし、僕は診た事がありません。

12月7日の方々

>セキセイインコのくりさん

もう病院へは行かれましたか?
セキセイの卵はそれくらい(2×1cmくらい?)かもしれません。
心配であれば動物病院を受診してもらって、卵を産む時(産ませる時)の注意をあれこれ質問してみて下さい。
卵の大きさやカタチは実物を見ればすぐ判ると思うので、産んだ卵も持って行くとよいともいます(暖めてますか?)。
もちろん、トリの事がある程度判っている動物病院へ行って下さいね。

>拒食・黄疸・嘔吐・脂肪肝?−11歳雄猫(去勢手術あり)のコロニャーさん

この子は何故、皮膚が黄色くなるほどの高ビリルビン血症を起こしたのでしょうか?
原因が判らない時は対症療法に徹するしかないのですが、もしも何か原因が判るのであればそちらの治療の方こそ必要なのだという事をお忘れ無く。
絶食が長く続けば肝リピドーシスという状態に陥り、場合によっては生命が危険にさらされます。
コレを防ぐためには、割と高脂肪な食物を食べさせる事が必要であると言われます。
実際には食欲なんて全くない事が多いですから、鎮静をかけた上で食道に強制給餌用のチューブを留置し、本人の食欲とは無関係に栄養物を強制給餌した方が回復率が高くなるようです。
しかし、見た目が残酷そうに見えなくもないですから、点滴のみで最後までがんばるという飼い主さんも多いですね。
出来るだけ通院するか、いっそ強制給餌も良いかもしれません。
かなり大変だと思いますが、がんばって下さい。

>教えてくださいの中村さん

もう病院へは行かれましたか?
チワワのような口吻の短い犬種では、書き込みにあるような行動がよく出ます。
異常の事もあるし、正常の範囲の事もあります。
肥満が加わったりすると本来正常の子でも、ガアガアとうるさい事もあります。
いずれにせよ、獣医師の診察がないと何ともいえませんのでお早めに動物病院にかかる事をお勧めいたします。

12月6日の方

>歯槽膿漏と全身麻酔のろんちゃんさん

俗に、年より老けているとか、年より若いとか、年相応と言いますよね?
高齢動物の麻酔には相応の神経を使いますが、実際のイヌさんによってかなり条件が違うと思うので、具体的な部分についてはお答えできません。
口臭を押さえるための薬やサプリメントは多くありますが、歯茎の腫れや出血を消滅させるほど口腔内をキレイにしてくれるわけではありません。
いよいよとなれば全身麻酔による処置はやむを得ないと思いますが、タイミングが難しいですね。
使用する麻酔や獣医師の練度によってかなりお話が違ってくると思いますから、その点について担当の獣医師とよく相談したり、セカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょうか?
僕だったら、基礎疾患のない11歳だったら多分問題ないだろうと答えては起きますが・・・

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