翼さんへ。
今のままではきっと獣医さんに診てもらうことさえすごくストレスになってしまうでしょうね。
我が家にもティラティちゃんとまったく同じような人見知り犬がいます。
もう7歳なのですが、うちにお客さんが来たときなどはその人が帰るまで隠れています。
無理に近づこうものなら大パニックになって逃げ回り、行き止まりになると吠えまくります。
人見知りというより、見慣れぬ人が怖いのです。
で、時間をかければティラティちゃんがおばあちゃんに慣れるように、
「怖い人じゃないよ。優しい人だよ」を根気よく理解させてあげるのがいいと思います。
家族以外の人と会う機会をなるべく多く作って、その人たちに協力してもらって、
��慣れ�≠ﾌ練習をするといいでしょうね。
協力者には、ぜったいに犬を怖がらせないよう静かにふるまうことをお願いしてください。
ティラティちゃんが大好きなおやつを協力者の手からあげてもらうのが効果的です。
無理に頭をなぜたりは禁物です。
要は、犬の頭に��知らない人は怖い�≠ﾆいう気持ちが残っていても、
その気持ちを上回る��欲求�≠�作ってあげるわけです。「怖いけれど、おやつは食べたい」というふうに。
勇気を出して近寄ってみたらおやつをもらえた、何も怖いことされなかった、
この経験を繰り返してあげれば、犬は「怖いことはされないだろう」と学習します。

ただし、この方法をもってしても、だれにでもすぐべったり甘えに行くような犬にはなかなかなりません。
先ほど書いた我が家の人見知り犬も、7年間かけてやっと、
震えなくなった、自分から吠えかからなくなった、そんな程度です。
おやつがあれば寄っていきますが、おやつがなければ隠れています。
この子は仔犬の頃、うちに来た友人がふざけて無茶苦茶に追いかけ回し、
それがトラウマになってしまったのです。
もともと頑固で気が強い性格なので、そう簡単にはトラウマは消えないようです。
なので、人見知りを完全に直そうとは思わず、ほどほどにと思っています。