ミツさん、はじめまして。　その後の猫ちゃんのご様子はいかがですか？
私はただの猫飼いであり、治療費のことについてはすでにレスが付いているのですが、
この掲示板が交流掲示板であることも踏まえて、ちょっと意見を書かせてください。

私も、病気によっては再発する可能性が高いものもあり、その再発が執刀医の落ち度による
ものでない限り、やはり、その度に治療費がかかるのは仕方のないことだと思います。
しかし、お話を聞いていて、病気の子猫を保護して高額な手術を選択されたミツさんが疑問を
感じていらっしゃるのは、高額な治療費を２回払ったということよりも、その獣医師さんとの
間に、ちゃんとした話し合いが持たれていなかったからでは？と感じてしまうのですね。

腸が飛び出ていて腐り、それを摘出しなくちゃいけない、また手術をしても回復の見込みが
分からないという状況であった場合、金額だけでなく、その病気に関して分かっている限りの
情報、つまり、手術することによるメリット・デメリット（危険性など）、生存できる確率や
再発する確率、他の合併症等に対する説明、手術前に血液検査をしたのであればその結果、
手術の内容と術後の経過についての説明、今後考えられる病気やその症状、今後の治療方針、
子猫の家庭でのケア等について、もっと詳しく獣医師とミツさんが話し合う必要があるのでは
と思うのです。
単純に話を聞いてても、腸を２回も切除していて、しかも、腸の一部が腐っていた状態ならば、
私はその子猫が、普通の食餌で成長できるに充分な栄養が確保できる状態なのかどうか、とても
不安に思いましたし、何がきっかけで再発したのか（例えば、軽い便秘や下痢等が影響したり
するのか）、今後も再発するのかについて、もっと獣医師の見解を聞きたいと思いました。
それらのことがちゃんと話し合われていたら、再発して手術となった場合でも、多分、ミツさん
がその獣医師の治療に感じた違和感は、随分軽減したんじゃないのかなと・・・。

すでに動物と暮らしている訳でなく、突然子猫を保護するなどの出会いがあった場合、
多くの方にかかりつけの病院などあるはずもなく、おまけに緊急の処置が必要な場合も多い
訳ですから、たまたま飛び込んだ近場の病院の獣医師と、いきなり気軽に意見を言い合える
関係を築けと言われても、とても難しく、骨が折れることかもしれません。（人間同士なので
すから、考え方の相違や相性は当然ありますし・・・）
しかし、今、子猫を守ってあげられるのはミツさんだけなのですから、もっと積極的にその
獣医師の先生と向き合おうとされてもいいのでは？と思います。
これは、私が今の子を飼い始める前に、病気の迷い猫を拾って病院に連れて行った時の反省も
含めての意見なのですが・・・。

動物は物ではありませんが、お金という代価を払っている限り、その獣医師に対して、ミツさん
は顧客なのですから、その獣医師からの助言を求めることになんら遠慮はいらないのですよ。
そして、ミツさんの疑問に対して、納得のできるような説明が得られなかった場合、他の病院を
セカンドオピニオンとして選択することも、もちろん可能な訳です。
ただ、その場合、新しい病院で、前の獣医師の悪口を言うのは戴けない行為ですし、拾った猫
だからと言って、獣医師という医療技術を提供する専門家に「奉仕治療」を求めるのも、筋が
違いますよね？

ミツさんの子猫に対する思いと労力が報われ、子猫が元気になることを心からお祈りしています。