久しぶりのレスです。　もみじさんの反応は、ごく一般的なもので特に過敏すぎるとは考えません。　私も愛犬の散歩のときは受け皿持参か、忘れたときは手で受けて水を与えております。　公衆衛生上、不特定の人間が飲むであろう水道の蛇口に直に犬の口をつけさせることはできません。　ご自分の家の中の蛇口とはちがいますから。　行き過ぎた過敏さは非難されるべきでしょうが、気にしなさ過ぎるのも同様でしょう。　
　はたのさまの文章は、私も愛読している井沢元彦氏の”逆説の日本史”からの引用と推察いたしますが、井沢氏は”消毒してある箸や茶碗なら外人は他人のものでも気にせず使うが、日本人は消毒してあっても嫌がる。　それに、使っている人の何かしれないものを感じるからだ。　これがケガレであり、差別につながっている。”と言っておられるはずです。　今回もみじさんが、犬が飲んだ蛇口をどなたかがきれいに消毒したにもかかわらず、汚さを感じて子供に飲ませられないというのなら、まさにケガレ意識でありよくない考えとわたくしも思いますが、そうではないのだから”ケガレ”だの”差別”だのとまで話を大きくなさる必要はありますまい。　お世話係の方のおっしゃるごとく”公衆衛生上の問題”として考えればよいことです。　もみじさまへ、犬の飼い主様に直に申し上げるのもひとつの手でしょうが、何かとある今日この頃ですし、公園管理者にたのんで蛇口近くに注意書きをしてもらうなり、そうでなければ公園での水のみは避けて、お子様と別の楽しみを探してみるのも一興ですよ。　子供は楽しみを見つける天才ですから、案外もみじさまが気に病むほどのこともなく新しい熱中事をみつけますよ。