意見交換掲示板過去発言No.0000-200406-33
RE どうしたらいいでしょうか? |
投稿日 2004年6月5日(土)00時04分 投稿者 田口正行
高齢猫さんの乳腺に出来ているしこりは悪性のものの可能性が高いのですが、例え悪性腫瘍でも自潰していて生活の質を下げているのであれば、その効果は一時的なものであるにせよ 切除手術を考えても良いと思います。 けれども、まず行うことはこのしこりが腫瘍なのか、炎症性のものなのかを鑑別することです。 診断精度は下がりますが、細いハリを刺して行う細胞診でも炎症と腫瘍の区別は、ほぼ可能ですので、主治医の先生には細胞を取るところまでを依頼して、あとは細胞診の専門施設に依頼されても良いと思います(通常この検査は無麻酔で可能です)。 後は、別の動物病院なり、主治医の紹介での大学病院への受診も考えられても良いかもしれません。 |
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