かむ犬のことでお困りみたいですね。　わたしは小動物の開業をしているものです。
相談されている内容とは　いささか異なったことを書きますが　ご勘弁ください。
　犬猫の診療をしていると　飼い主さんがたからよく誤解を受けます。　獣医師は犬や猫にかまれても平気であると　勘違いをしている方が多いみたいです。　わたしたちがかまれても謝罪の言葉も無いことが多いですね。　確かに　わたしたちは飼い主さんがたより　かまれにくくなるように行動していますけれどもかまれることに対して平気であるということではありません。　そして　獣医師の手　はピアニストの手と同じで　とても大事なものです。　手術をするのも血管内に注射するのもその手なんです。　指先の感覚だけで作業をすることなどはしょっちゅうありますし。手を怪我するだけど明らかに診療の質が低下します。　まして　大怪我をしたならば　その後獣医師としてやっていけなくなるかもしれません。　生活や人生そして病院の将来がかかっています。　そこまでお考えになって　先の書き込みをされたのでしょうか？　かむようにしたのは明らかに飼い主さんの責任です　それをどうにか　文句を言わずに見てくれる獣医師を探そうというのは虫がいいように思います。　文句を言いながらでも見てくれる先生に感謝し　ワンちゃんの行動の矯正の努力をされるべきだと考えますが。　いかがでしょうか？