意見交換掲示板過去発言No.0000-200407-258
reたぬき |
投稿日 2004年7月29日(木)17時35分 投稿者 はたの
獣医師ではありませんがご参考まで。 都道府県によって温度差がありますが、救護に取り組んでいる施設であれば、データとまでいえるかはともかく、ある程度の経験の蓄積はあるはずです。セカンドオピニオンを求めるのも一案ではあります。 しかし、コンパニオンの獣医療と異なり、予後不良の場合に困るのが前提(引き取り手含めて終生飼育キャパが不足している)ですから、より早い段階で殺処分が選択肢にはいってきます。放野できない個体にエネルギーを投じるぐらいならば、そのぶんは放野できるものに向けるべきではないか、という考えがあるからです。むろん保護してしまったのだから精一杯、という考え方もあるにはありますが、現実問題として、治療レベルが高いところほど「救命した放野できない」個体の存在が負担になってきますから、よりドライにならざるを得ないわけです。 そうした背景を踏まえられた上で(「殺処分しかないよ」と簡単に言われても怒ったりしない覚悟をもって)尋ねられるのがよいように思います。 |
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