獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200407-99

いくつか
投稿日 2004年7月13日(火)00時13分 投稿者 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

>ゆみさん
 弁護士にご相談なさることをお勧めします。その際、金銭か子犬の幸せかどちらを優先するのが整理しておかれるとよいでしょう。生き物の取引は現物・現金交換が大原則です。そこから踏み外したのがそもそもの原因のように思います。

>あららさん
 繰り返しますが獣医師ではありませんが・・・
 検査のための採血で、イヌで、首から、というのは、畜主として経験はありません。普通は前足からです。なぜ首からでなくてはならなかったのか、など含めて当該の獣医師に効いてみることをお勧めします。

>あもさん
 まずは獣医師に検査してもらい、身体的な理由がなければ行動療法の専門家にご相談なさることをお勧めします。行動療法の専門家については過去ログをほんのちょっと遡れば出てきます。素人考えでストレスを喋々してもあまり益はないでしょう。

>ことのさん
 蝋膜ですかね。ヒトに尋ねる前に検索ぐらいするのはマナーだと思いますよ。
 それはさておき、原因不明程度不明ではなんともレスしがたいものです。受診なさいませ。

>ルルさん
 ハウスダストに含まれるような、「乾いたたんぱく質を食べるダニ」と、吸血性のダニとは相当に違います。
 吸血性のダニは、ヒトに食いつくことも皆無ではないものの、滅多にありませんし、噛まれば気づくものです。従ってヒトへの害は無視してかまいません。吸い込めるサイズではありませんしね。
 イヌノミは、イヌを優先しますが、お腹がすけばヒトも噛み、このほうがわかりにくいのは確かです。とはいえ、普通の注意力があれば気づきます。以前のトラブルにしてもダニ・ノミ以外の可能性も大いにありましょう。
 なお、仮にダニ・ノミが原因だったとしても、お子さんに対して過剰なケアをなさるのは逆効果と思われます。ヒトはその長い歴史において、ダニやノミやカやブユやナンキンムシや・・・とは、折り合いをつけることができるように進化してきました。そうした、「生物としてのヒト」が折込ずみの原因による皮膚トラブルは、生じても深刻な事態にはなりにくい上、多少はあったほうがトータルとして健康にいいんです。というのは、そういう侵入に備えた免疫システムがヒトには備わっています。適切が外敵があれば適切に働くのですが、敵がいないとなると、見当違いの相手に噛みついたりしてアレルギーを起こしたりします。
 重大な結果にならない限り、ノミやダニやヒルなどに食われることも含めて、いろいろな刺激にさらされるほうが、ヒトは健全に育ちます。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。