意見交換掲示板過去発言No.0000-200408-230
re問題行動 |
投稿日 2004年8月20日(金)15時40分 投稿者 はたの
獣医師ではありませんがご参考まで。 自転から自傷ということですが、行動修正に特別の関心のない、普通の飼い主、普通の獣医師の手に負える範囲を越えているように思われます。断尾をしても、関心が臀部などの他の場所に移ってはなんにもなりません。単にストレスがどうのこうのというより、脳内の化学物質のアンバランスなどが疑われます。 専門家にご相談なさることをお勧めします。いささかのコストはかかりますが、うまくいかずに身体的治療を繰り返すコストや、その間のご心労を考えれば、むしろ安くつくはずです。 「獣医 行動」でグーグル検索トップのサイトの「ペットの問題行動」から入ると、専門家のリストがあります。コスト含めてお近くの専門家に問い合わせられることをお勧めします。 平易に書かれたよい参考書がひとつあります。「うちの犬が変だ!(ニコラス・ドットマン、草思社)」の11章と13章です。特に11章は、対象犬種こそブルテリアですが、著者自身の個人的関心事でもあるため、かなり詳細な検討がなされています。 ドッドマン氏はタフツ大学獣医学部の教授であり、PETFAXという有料の相談システムも運営しています。ご自身で、あるいは行動修正に特別の関心のない獣医師とだけ組んで使いこなすのは困難と思われますが、国内でお願いする行動修正の専門家を介してこのサービスを使うのも一案でしょう。「PETFAX」でグーグル検索すればトップに来ます。 なお、おそらくは、行動療法だけでなく、薬剤が併用される可能性が大です。心の病気にクスリなんてというような偏見を持たれずに臨まれるのが肝要であろうと思います。 |
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