ララさんへ。
私は現在は鳥飼いではありませんがカキの産地に住む者としてレスさせていただきますね。
ボレー粉つまりカキ殻末のなかにガラス片のようなものがあるのはごく自然なことです。
というのは、カキはよく見る白っぽい殻以外にもガラス状の透明な殻も自分で作るからです。
あまり目立つものではないのでカキの殻は白または灰色だと思っている人が多いでしょうが、
ガラス状のものもカキの殻(貝殻)の一部なのです。
ですので、ガラス片だと思ったのはララさんの勘違い、
メーカーにしてみれば言いがかりだったのではないでしょうか。
「それも殻の一部です」とメーカーから説明があればよかったのでしょうけどね。
で、「インコはガラスを食べない」との一言は、ある意味正解です。
正しくは「食べない」ではなく「好まないのでおそらく食べない」ですけど。
インコ類がボレー粉を好むのはそれが自分の体に必要だからというより、
くちばしにはさみやすい薄い層になった形状とパリパリと割れる食感にあるといわれています。
アサリやシジミなどの貝殻ではそうはいきません。
アサリやシジミの貝殻はカキの貝殻に比べてはるかに硬く、
粉末にでもしないかぎり角がとがったまま砕けるだけです。
これは鳥の消化器官を傷つけることになるのでよくありません。
カルシウム源を手作りするならカキまたはイカの甲、これが材料になるでしょう。
日常でこれらを入手するのはちょっとむずかしいですね。
手作りカルシウムはよほど気をつけて作ったり保存したりをしないと愛情といっしょに過度の塩分やカビを食べさせることになってしまいます。
愛鳥が手作り食の安全性の実験台になってしまうようなこともありえますのでよく考えてみてくださいね。