意見交換掲示板過去発言No.0000-200408-36
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投稿日 2004年8月3日(火)01時04分 投稿者 はたの
獣医師ではありませんがご参考まで。 >まやさん 異常が見られないのなら経過観察で充分です。仮にレントゲン撮って石が見えたとしても、イキナリ開腹ってことにはなりません。自然に出てくれればそれら越したことはありませんから、異常がなければ待つのに違いは出ません。 想像力を働かせてください。イヌは地面の上から餌を食べるものです、もしヒトが器を用意しなければ。肉に混じって小石や砂は口に入ります。 そこらにある石からは(短時間では)ほとんど何も溶け出しません。毒が出ることはないわけです。 消化管につかえたりするほどでなければただ出てくるだけですし、普通は、つかえるほど大きな石はイヌも呑みません。 >piさん 思う存分落ち込んで泣いて後悔なさるしかないでしょう。どうしていいか判らないのならどうにもできないのですから。 落ち着かれれば、ただ悔やむのではなく、それを将来の改良に使えるようにもなるでしょう。目を離さないような集中力を養うか、カゴから出すのは集中力が続く範囲内とするか、集中力なしに放していても安全なように、二重扉にするとか、放鳥スペースを網で覆うとか。 悲しいことですがみんなが通る道です。つまんないミスで殺してしまわないとなかなかピンとこないのがヒトという動物ですから。 まだ1羽いるのですよね。どんなに落ち込んでいても、世話を怠ることのありませんように。ヒトは寝なくても食わなくてもそう簡単に死にゃしませんが、小鳥はそうはいきません。 死体を持っていかれたのも考えようによってはまだマシでしょう。もしかしたらちゃんと食べてもらえたかもしれません。ただ殺されるよりは誰かの血肉になってよかったともいえます。 動物はみんな死ぬんです。だから飼うわけです。永遠に死なない動物はコンパニオンになりません。 死というものの存在を我々に実感させてくれるのもコンパニオンのありがたいところです。 全体としていい勉強、いい意見をなさった、と思います。 |
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