獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200409-119

まっちゃんへ
投稿日 2004年9月14日(火)16時56分 投稿者 パールちゃん

市販の虫下しの薬ですね?
それは、犬のおなかの中にいる寄生虫を殺す薬ですから、蚊に刺されることとはまったく関係がありません。
犬は蚊に刺されると人間と同じでかゆいですから、蚊が来ないようにしてあげる工夫は必要です。
でも蚊に刺されることをゼロにはできないので、ある程度かゆいのは我慢してもらわないといけません。
それよりも蚊に刺されることが問題なのはフィラリアです。
フィラリアについてはご存知ですか? フィラリア予防の薬はあげていますか?
(くわしくはトップページの「動物よくある相談」から「フィラリア」のページを読んでください※下記にリンクあり)

虫下しの薬は犬のおなかの中に寄生虫がいるとき・いそうなときだけ与えます。
が、この虫にはこの成分、あの虫にはあの成分と、効く薬が違います。
「とりあえず」のような気持ちで安易に市販の虫下し薬を与えることには賛成できません。
獣医さんで検便をしてもらい、おなかの虫を特定したうえで、それに合った薬をもらうことをおすすめします。
毎日与えていいと箱に書いてある市販薬、獣医さんが毎日与えてくださいと言った処方薬、
それ以外のものはけして毎日与えてはいけません。
犬を苦しめることになってしまいます。

↓「動物よくある相談」の「フィラリア」のページ

http://www.vets.ne.jp/faq/pc/fila001.html

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