獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200409-197

RE:避妊手術か、カプセル埋め込みか・・・犬の場合
投稿日 2004年9月20日(月)04時46分 投稿者 ノリ

カプセル(インプラント剤)は本体がホルモン剤でこれにより発情や妊娠が防げますが
子宮蓄膿症を起こす可能性が高いと言われています。
ですから、新しい知見としては使用は推奨されていません。
また、カプセルは3〜4年程度しか作用しないので再三、埋め込みが必要でしょう。

利点は簡便で費用が安いことです。

避妊は通常、子宮卵巣を摘出することで発情が無い。
また、子宮蓄膿症を起こさない。早期避妊は乳腺腫瘍に
なる確立が大変低いことが統計上知られています。

避妊することでの手術でのリスクが有ること(特別高いということは無い)
や肥満傾向になることが一般的な見解です。

これらのことを踏まえてインフォームドコンセントを受けて手術を
されることをお勧めします。

 ご 参 考 ま で に

後足の狼爪ですが、通常機能してないことが多いのと怪我のもとになる可能性が
あるので負担の少ない生まれてすぐに切除されることが多いでしょう。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。