意見交換掲示板過去発言No.0000-200409-46
re:眼科専門獣医士さん |
投稿日 2004年9月6日(月)15時15分 投稿者 プロキオン
9月6日の ARTHURさんへ 田口先生が、すでにリプライでタイトルを訂正してくださっていますが、 「獣医士」ではなく「獣医師」ですね。 それと、もう1点。眼科専門の獣医師はおそらく我が国はいないと思いま す。 獣医師法や獣医療法では、獣医師の技能や特別な療法に関わる内容の広告 をしてはならないと制限がかかっておりますので、「眼科に詳しい獣医師 」と言えども、それを広告するのは憚られます。 従いまして、田口先生が教えてくださっているような方法が1つ。そして もう1つ飼い主さん同士の口コミ情報ということになります。こちらの情 報をお求めの場合であれば、メールアドレスの記載が必要になります。 掲示板に病院名を直接記載してしまうと「形を変えた広告宣伝」と区別が つきません。 よい宣伝ならかまわないであろうという考えもあるかもしれませんが、逆 に名称のあがらなかった動物病院の中でも対応可能な病院も当然あるわけ であって、そちらの否定にもなりかねないのです。 また、良い病院なら掲載するが、悪い病院なら掲載しないとした場合、そ の判断基準が投稿された方自身の体験がもとになっているだけに、情報の 客観性に批判がつきまとうものです。 獣医師広報板では、掲示板に記載されたメールアドレスを収集するロボッ ト対策として、メールアドレスを画像化して表示されるようになっていま す。「e−mail欄」への記載であれば、アドレスは収集されないはず です。 ( 本文中での記載は、この限りではありません ) したがいまして、直接、動物病院名を教えてほしいのであれば、メールア ドレスを記載しての再投稿を御検討下さい。 なお、添付された画像を拝見するに すでに角膜の白濁が認められており ますので、記載内容から推測するに、隅角における前眼房水の排出に支障 が生じているように考えられます。 単なるブドウ膜炎よりも、さらに進行しているように思えます。 # このようなブルーアイは、伝染性肝炎の後遺症の際にも見られること があることを、私達獣医師は教えられておりますが、伝染性肝炎につ いては考慮しなくてもよろしいのですよね? つまり、肝炎のワクチンは接種されているのですよね? 抗生物質点眼薬の選択と眼圧をさげる治療が必要になると思われます。 そして、もう1点、瞳孔反射がどの程度あるかについては、確認は是非と も実施してもらって下さい。 こちらは、老婆心なのですが、角膜が白くなっていて光りの透過率が減少 しているはずなのに、瞳孔の開き方が少し小さいように感じたもので。 おどかすようなことを言って申し訳ないのですが、こういう時の治療には 時間をおかないのが原則なのです。 |
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