意見交換掲示板過去発言No.0000-200410-12
放射線管理主任者 と 放射線取扱主任者 |
投稿日 2004年10月2日(土)14時49分 投稿者 プロキオン
「放射線管理主任者」というのは、今からの資格ではないかな? 私も新 聞でしか読んでいませんが。 たしか、人間の方の病院で数いるあまたの「診療放射線技師」のから全体 を管理して、過剰照射、被爆事故が発生しないように注意したり、各人の 報告(被爆線量管理)を取りまとめたりする業務を想定したように思いま す。 ということなので、こちらは、診療放射線技師の資格をまず持っているこ とが前提のように想像しています。 # 私の記憶違いで名称を誤認してたら、済みません。 これに対して、アルファ線・ベーター線・ガンマー線等の放射性同位元素 に由来する放射線を取り扱う者が有していないとならない資格が放射線取 扱主任者の資格です。 この資格をもった者がいる事業所であれば、資格をもっていない者でも「 放射線作業従事者」として放射線作業を行う事が可能となります。 機器に装備された線源、密封線源、非密封線源とそれぞれの形態と扱うこ とのできる線量に制限があって、免許のレベルも分かれています。 この資格に関しては、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関す る法律」によって国家試験が実施され、合格者に免許が与えられます。 で、こちらについては、大学の卒業は必ずしも条件でなかったように記憶 しています。 というのは、物理や化学の専攻をしている必要はなく、学生でも受験して いたように思います。就職してから、業務の必要性で受験する者に対して 卒業大学(学科)を限定してしまうと、受験できなくなってしまうからで す。 また、法律改正後、機器に装備された線源を扱う者は、一定期間の講習を うけた後、試験を受けていたはずです。 ただ、学生でも受験していたと申しましたが、第一種あるいは第二種(一 般)の試験となると合格率は、当時でだいたい25%前後だったようです。 この数字は、その分野の勉強をして来た方達を中心としての数字であって かつ、獣医学科での抗議内容とは著しく異なる分野であるため、ある程度 の不利は覚悟しておく必要があります。 それでも、放射線治療を実施している動物病院であれば、どうしても必要 な資格ですし、有資格者も極めて少ないので、有望な資格と言えます。 私の場合ですと、物理や化学は相当に苦手な分野だったので、国家試験を 受験するために「日本原子力研究所」で勉強させてもらったり、受験予備 校にも通いました。 その後、法律の改正もあって、試験の難易度や合格率にも変化があったと 思われますが、現状に関してはあまり知識はありません。 |
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