獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200410-354

レス4題
投稿日 2004年10月29日(金)00時23分 投稿者 わたらい

>猫白血球減少症についてのtomtomさん

申し訳ありませんが、情報不足で大したことはお答えできません。
8日間にも及ぶ長期の休診期間中のお話しですから、その間「全く」容態の急変の可能性が「無い」とは言い切れません。
心配な状態が続いているようでしたら、リリーフ的に、一時的に他院を受診されてみてはいかがでしょうか?

>セキセイインコ(雄)の発情について教えてくださいのふあるクン さん

期間が長い発情はインコにとって負担でしょうか?ということですが、やはり負担になる事があります。
僕の知っている方法は・・
飼い主さんとトリさんとの接し方を変えてもらう方法(トリさんが発情しているのは、あなたですという場合)。
ホルモン剤による処理(薬物的な去勢・避妊)。
・・この様な方法を、採ります。

基本的に、こういう行為は飼育者や環境が変わるとぴたりと止んでしまう傾向がありますが、どういうわけか女性の飼育者がマメに飼っているケースでよく発生するみたいです。
男の人は嫌いなんでしょうか?あまり出ません。
雄であれ雌であれ、消耗がひどければ、病気の発生原因の一つとなる場合も考えられます、可能なら過度の発情は避けた方が無難です。

>粘液便についての志伊さん

こんな状態が続いていて大丈夫なのか?と尋ねられれば、大丈夫な事もある、くらいにしか答えられないかもしれません。
実際の所、既に食餌の指導や整腸剤の処方を受けられているようですが、激しく活動的に動き回るネコさんや神経質なネコさん、密飼い、室温や乾燥など、食餌や内服以外についても改善する条件があるかもしれませんね。
特に、活発なネコさんは正常でも、便の最後の方は少し軟便になったりする事があります。
こういう場合、檻の中に入れて飲み水や食事の量を調節しながら様子を観ると改善する事があります。

もしも心配であれば、血液検査等によって何か重大な異常が隠れていないか確認する必要があるかもしれません。
過去に、ストーブを焚いていたので暑すぎて飲水過多なんだろうと思っていたら、糖尿病のネコさんだったケースとかありました。
可能性をあげ、悪い方に考えだしたらいたずらに不安にさせてしまうお話しもありますので、出来るだけ実際に診療されている病院の方とよくご相談下さい。

>あぶらっぽい?のあきさん

皮脂の過剰産生があって(臭いもします)、非常にベタベタした被毛や皮膚をしたイヌさんがいます。
油性脂漏症と言ったりするのですが、中には飼い主さんの主観で、ある程度なければならない油っぽさや水っぽさをシャンプーを使ってこまめに落としてしまっているケースもあります。
生まれつき・・・とまではいかなくとも、比較的若い年齢で問題が表面化する事はあり得るでしょうから、最寄りの動物病院等で実際の皮膚や被毛を確認してもらって、適切なシャンプーの種類や使用方法等、手入れの相談をして下さい。

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