意見交換掲示板 2004年10月6日(水)00時15分

そもそもヒトも自然の一部。勝手に人里と山里とを分け、人里に野生動物が出てくること、まして作物を荒らすことを悪とし、嫌っているだけでしょう？されど実際クマは獰猛だし、作物の被害だけでなく人身被害も出て地元にとっては大きな問題だと思います。安全を確保したいならもっとヒトが知恵を絞って被害防止策をとるべきです。どうやってクマは殺される前に食べ物が豊富な人里に出てはいけないことを知るのですか？殺すことなく人里に来ないよう学習させることもできるはずです。実際殺処分されたY県では電気柵の補助制度があるにもかかわらず設置は一割にも満たないそうです。本来の住処である山里の環境を悪化させ、クマを人里にまでこさせているのは誰ですか？地元役場の方は「国がやってくれないと市町村レベルじゃねぇ」と言いました。共生へ向けての努力を何もせず、もっとも短絡的で愚かな殺処分で済まそうとすることはヒトの驕り以外のなにものでもないと思います。

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