意見交換掲示板過去発言No.0000-200412-198
Re:子犬の世話、躾について |
投稿日 2004年12月21日(火)03時03分 投稿者 パールちゃん
アズママさん、こんばんは。 あ、私に「様」は無用です。「様」は無しで呼んでくださいね。 お仕事に支障がないなら、なるべく長い時間アズちゃんを自由にしておくことをおすすめします。 生後3ヶ月を過ぎたら台所もお風呂場もトイレもどんどん探検させていいですが、 それまでは居間と寝室だけ自由行動にするのがいいと思います。 もちろん、さわったり舐めたり噛んだりしては危険な物はすべて片づけてください。 寝室のハウスは夜に休む場所としてそのままにしておき、 それとは別に居間にサークルなどアズちゃん用の寝場所を置きます。 サークルの中にベッドを用意し、遊び疲れたら自分からそこに戻れるようにするため サークルの扉はあけておきます。 ここが私の場所と覚えれば閉じ込められても苦痛ではありませんから、 昼間ママが外出するときはサークルに入れて扉を閉めてお留守番です。 人のそばにいたいと思うような犬に育ってくれることが理想だと思います。 それには人と犬が心を通い合わせるようになる必要がありますが、 そのためにはなんにもむずかしいテクニックはいりません。 ただ、ただ、なるべく近くになるべく長い時間いっしょにいる、それだけです。 アイコンタクトだとかコマンドだとか、犬のしつけの本にはカタカナ用語が氾濫していますが、 要は[相手の目を見て話しましょう]です。 > ペットショップや知人の知識は子犬にとっての本当の幸せではないかもしれませんね。 ところが、犬はどんなふうに飼われても、その境遇を悲観したり自分を不幸せだと思ったりはしません。 小さな小さな喜びを与えてもらうだけで、その人を信じ、その人に自分の心のすべてを託します。 それが犬なんです。 人とつながりをもたなければイヌ、人とつながりをもてば犬。 「犬」っていう漢字は、人のそばにいることを意味しています。 これまでの2週間、アズちゃんの喜びは昼間何度かママが来てくれることと夜にパパがちょっと遊んでくれることでした。 その時間はアズちゃんにとってうれしくてうれしくてたまらない時間だったでしょう。 そういう時間をもっとたくさんアズちゃんに用意してあげてください。 人の近くにいたらゆっくり休めないとか、甘えんぼうになったら困ると心配することはありません。 人の近くでこそ犬は安心して休むことができるし、愛されていると実感している犬は甘えて人を困らすようにはなりません。 |
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