私も、お尋ねの内容について漠然としていすぎるように感じました。

個々の症例において治療法の有無から始まって、病歴、飼い主さんとの
つながりのあり方、経済状況等、一概に言及できないものがあるように
思います。
また、個々のケースに立ち入ってしまうのも、あまり賛成できかねます。

あくまでも一般論として話に留めて、このようなケースではと例示する
べきかと考えます。
当然、そこまで気を使ったとしても傷付く方もいると思います。ですか
ら、レスする方でも何も考えることなくという訳にはいかないでしょう。

治る疾病なのに治療を断られることがあるのですから、そこまで至った
経緯として大事にされていたという事実があれば、どのような選択であ
れ、飼い主さんの選択は尊重されてしかるべきです。
経済的に続かなかったという理由であれ、それは充分にりっぱな理由と
言えます。飼い主さんの生活を破綻させてまでの治療の無理強いは、私
にはできません。
＃　最初から、予防もしない、病気になっても治療もしないというのは
　　いっしょにはできません。

ただ、飼い主さんにしてみれば、いくら時間が経過していても、この問
題に触れて欲しくない方はおられると思います。
また、「終末医療」と「安楽死」は、私は別の問題だと考えています。
これをいっしょにしてしまうと、話は堂々回りしてしまいそうに思いま
す。これは、過去の経験からですが。