意見交換掲示板過去発言No.0000-200502-207
ねこママさんへ |
投稿日 2005年2月25日(金)18時41分 投稿者 次郎の妹
こんにちは。次郎の妹です。早々のお返事ありがとうございました。 本当に感謝しています。 ねこママさんの猫ちゃんのお話をお聞きして、「次郎もまだ頑張れるのだろうか」という気持ちが沸いてきたものの、世話をしている家族の負担を考えると複雑なものがあります。今現在、次郎と生活しているのは私の両親であり、私自身は別に居を構えているため、日々の世話をする事が出来ないという事情があるためです。(週末会いに行ける程度)私が手助けできない以上、「どうして欲しい」ということも出来ず、悲しい思いでいます。ねこママさんのように、信頼できる獣医さんにめぐり合うことが出来たらと切に願います。 説明不足でしたが、次郎も「ケトン体」が検出されていたようです。しかし、獣医も家族も「次郎は高齢かつ臆病な室内猫なので入院は可哀想だ」といい、病院と自宅を往復する治療を選んだのでした。その始終を昨日のメールに書いた次第です。 今日の毎日新聞に掲載されていたらしい(私は直接読んでいない)のですが、「本来、動物は苦しくてもそれを見せることはない。それは弱肉強食の世界で生活する動物の本能である。黙ってじっとしているのは、しんどくないからではなく、そういう習性なのだ。」というような話が載っていたそうです。次郎の体はガリガリに痩せ、食欲もなくふらふらと歩くのですが、顔つきはしんどそうにしているわけでもないので「食べることが出来れば元気になってくれるかも」と思っていました。しかし、この記事を見て両親は決心したといいました。「もう次郎を引きとめるのは止めよう」と。「せめて苦しまない様にしてあげたい。」と。「知らない間に旅立ってしまうのは可哀想だから、最期までずっとそばにいて自宅で見届けてあげよう」と。 私はどうしたら良いのか分かりません。ねこママさんの猫ちゃんのように、元気になって元通りになるのであれば「もう少し頑張ろうよ」といいたい。だけど、仮にインスリンのコントロールが効いたとしても、高齢の両親が常に緊張した状態で過ごすという精神的負担を考えると、彼らの決断を鈍らせるようなことはしたくない。たかが猫じゃないんですよね。家族なんです。本当にどうして良いのか、考えがまとまりません。結論がなくて申し訳無いです。 |
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