このたびはワンちゃんをペットショップなどから購入するのではなく、処分されるかもしれない命を選んでいただいたわけですね。その点につきまして、まず、お礼を申しあげます。
私は里親さんの気持ちも、そして「なんで無料でしなければいけないんだ」と思ってしまう獣医の気持ちも理解出来ます（獣医さんの態度は大人げないけど）

でも、私はいつも不思議だな〜と感じるのです。
出身がどうであれ、ペットとして可愛がるのは新しい飼い主さんであるはずで、そのコのための避妊去勢手術は新しい飼い主さんが負担するのが当然だと思うのですが。
保護ボランティアなどが負担する場合は保護期間中それらの処置がされていた場合で十分ではないかなーと。

どうしても貰い手を探している犬猫はそれだけでは不利で、付加価値として「手術費用を負担するからどうか、だれか貰って下さい」」という懇願スタイルが定着しているようですよね。
今すぐには無理かもしれませんが、この先いつか、愛護団体は「仲介を無料で行うところ」で、新しい里親に引き取られる事が決まった場合、保護されてから引き取られるまでの間に避妊去勢手術がなされていた場合はその費用だけは里親さんがそのボランティア団体に支払う、というシステムが定着するといいな〜と思っています。

今回書かれた方（すみません、お名前よまずに書き込み画面に来ちゃいました）は恐らくそのボランティアの方に「避妊手術も無料でするから貰って」という口約束があったのではないかと思うのですが、あなたは避妊手術代を自分で払わなければいけないのであれば、そのコを貰わなかった？そうではないと思います。
大人げない獣医さんの態度は確かにあなたに対して失礼だけど、避妊手術は簡単ではないんですよ。麻酔も非常に気を使うし血管の結紮を失敗すると命に関わる手術なんです。それを「貰ってくれたからサービスで」というにはストレスの多い手術なんです。
どうか「ただで当然」とは思わないで欲しいなっと思います。
「そちらの事情はよくわからないけど、どうもありがとうございます」と心から謝意を伝えれば獣医さんも（まともな人なら）、ボランティアの人が無責任なだけであなたが悪い訳ではないんだからあなたにあたるのはおかど違いであることに気付いてくれると思いますよ。

私はそのボランティアさんの無責任さのほうが気になります。
（私も一時ボランティア団体で働いていました）