意見交換掲示板過去発言No.0000-200502-9
>ティンカーベルさんへ |
投稿日 2005年2月2日(水)11時49分 投稿者 プロキオン
なるほど、帰宅されてからは「強制給餌」は実施されていないのですね。 ということであれば、「誤嚥」による事故の可能性はなかったと考えて もよさそうですね。 ということであれば、診療された病院が患者を救い得なかったというこ とが事実なのでしょう。 同じ病院なのですから、最初の先生が「異常なし」としても、2人目の 先生が「そ嚢炎」の診断で入院させたのであれば、カルテには「そ嚢炎 」という記載があるはずで、それが「病院の診断」に相当します。 2人目の先生の「退院してよろしい」の判断については、診察していな い獣医師が言及することはできませんし、言及したら「主治権の侵害」 になってしまうように思います。 したがいまして、この点については、昨日のレスと同じくお力にはなれ ません。 個人的には、ティンカーベルさんの記載内容にもとづくかぎり、「そ嚢 炎」だったのかなの印象はもちます。 「2人の獣医師の判断は正しかったのか?」については、1人目の獣医 師の判断は、2人目の獣医師によって正されたと考えるべきかと思いま す。2人目の獣医師の判断については、同時に患者を診ているか、死後 の病理解剖と組織検査の必要性があるでしょう。 また、診断、治療とも正しくても患者を救う事ができないことも、たく さんあります。 ティンカーベルさんのインコが亡くなったというのが、「事実」であっ て、「真相」については不明なのです。 獣医師の判断が適切であったか否かは、私には分かりません。ティンカ ーベルさんの投稿記事を読まれた方、ひとりひとりの受け取り方によっ ても異なるかもしれません。 全ての動物の全ての疾病を治す事ができたら、どんなにかすばらしいこ とかと思いますが、現実は動物にも飼い主さんにも、獣医師にも過酷で あるとしか言い様がありません。 |
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