意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-197
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投稿日 2005年3月25日(金)11時54分 投稿者 プロキオン
3月20日の みほさんへ 猫の尿結石とありますが、結晶によって尿道が閉塞してしまった状態と いうことになるのでしょうか。 病院における処置では、まずこの尿道の閉塞の解除が第一に実施されて いるはずですが、当然、膀胱内に溜まっている結晶の洗浄排泄も同時に 実施されていると思います。 であれば、あとは抗生物質、消炎剤や療法食によって、膀胱炎や尿道炎 が鎮まれば、普通に排尿できるようになります。 それまでにかかる時間というのは、炎症の程度を反影しているというこ とになります。尿道痙攣などがありますと、ちょっと長くなりますが、 普通の例であれば、そろそろ改善されてきているのではないかと思いま す。 3月21日の わんさんへ 病理組織検査の結果の「悪性リンパ腫」ということであれば、診断その ものには間違いなさそうですね。 ただ、余命1年というのは、あまり額面どうりにとらなくてもよいと考 えます。犬自身の年齢が9歳8ヶ月ということであり、急速に進行する という年齢でもないように思うからです。今まで、とくに異常な所見・ 症状もなく、偶然のように見つかったということであれば、今後もリン パ節の腫大という形態で進んで行くのかも知れません。転移病巣がない のであれば、今後の暮らし方を検討していく時間はあるように思います。 患者本人は悲嘆にくれているということはないはずですので、飼い主さ んが患者に心配をかけるようなことにならないようにしましょう。 今が、約10歳ですから、余命1年と言われたのなら、2年を目指しま しょうよ。 3月21日の bloom0503さん 心配であれば、やはり実際に診療してみるしかないと思いますよ。本人 の様子を実際に目にしていなければ、検査するしないの判断は下しよう がありません。 病院に行く、行くまでもないの判断は、第三者に尋ねては駄目です。も っとも傍にいて見ている飼い主さんが判断しなくてはなりません。「迷 ったら行く」とか「こういう状態が確認できたら行く」とか、あらかじ め決めておくと良かったかも知れませんね。 3月22日の yoshikoさんへ お書きになられている「気管支形成不全」の状態が、どうも把握できか ねます。 心臓の方の異常の有無はどうなのでしょう。現在処方されているお薬も 眠くなるような作用はないはずですし、記載されていない事柄でなにか 大事なことがあるのかもしれません。 3月22日の みつまろさんへ 療法食というものは、治療の一環ですから、きちんと食べて欲しいとこ ろです。 相手が猫で、k/dですか。としたら、最初から不断給餌という与え方 は避けた方がよさそうです。いつでも食べる事ができるという状態では なく、今食べなければという状態にするということになります。 3月22日の crowさんへ 心臓の薬で犬が突然悲鳴をあげるということはないでしょう。恐怖感や 疼痛感を与えるような心臓も薬剤というものは、およそ耳にしたことが ありませんし、もし、あったとしてもそれでは使用に耐えません。 悲鳴ですから、犬本人にしてみれば、それだけの理由があるのでしょう。 これもネット相談で第三者が理由を捜すというわけにはいかないでしょう ね。 |
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