先生方やベテランの飼い主の方々から貴重なご意見がたくさんでていますので、
ちょっと別の観点から一言。

やはり「どーしても犬が飼いたい」のでしょうか？
ペットを飼ったことのなかった私は、以前初めてハムスターを飼い、
その可愛さ、ペットと暮らすことの楽しさを知りました。
そのハムスターを飼いはじめて気づいたのですが、
「アレルギー」があり、鼻炎はもちろん、喘息も出、
夜、苦しくて飛び起きたこともあります。
それ以来、薬は今でも飲み続けています。
幸い、それ以上ひどい症状は出ず、
なんとか、ハムちゃんを天国まで見送りました。

その後、なんだか、心にぽっかり穴があいたようで、
「やっぱりハムスターが飼いたい」
「ハムスターが可愛い。ダメなら、モルモットとかチンチラとかリスとか・・・
やっぱりげっ歯類が可愛い」と思い込んでいましたが、
アレルギーはやっぱりげっ歯類はすべてダメで、
犬もダメでした。
かろうじて、猫と小鳥が陰性で、
「仕方ない、小鳥でも飼うか？」という気分で、
それまで興味のなかった小鳥について本で調べたり、
ペットショップを覗いたりしました。
ペットショップへ行っても、隣に居る「げっ歯類」の可愛いお目目が気になって、
悲しかったですが、そのうち、
「小鳥もけっこう可愛い」と思い始め、
たまたま里親募集を見つけて、
セキセイインコの雛を迎えることにしました。

そんな、とても不純な、妥協の気分だったのですが、
それでも、お迎えの日が近づくにつれ、
お迎えする子がいとおしく感じるようになり、
精一杯幸せにしてあげよう（というか、むしろ私を幸せにして欲しいという気分だったかも？）、その子のことを思いながら準備する日々は、楽しい日々になりました。
ご対面して、もうメロメロ。
差し餌を必要とする時期でしたので、
無条件に私を求めてくれ、私の手の中で安心したように眠ってくれるこの子がものすごくいとおしくなり、その日以来、私の毎日は、幸せの連続です。
今のところ、鳥に関してのアレルギーは出てないようですが、
アレルギーだけでなく、私が何かの事情で世話ができなくなったら困ると思い、
なんとか家族も可愛がって欲しいと願っていました。
うちの家族は、動物嫌いの者ばかりでしたので。
ところが、ちひろ（と名づけました）も家族全員に懐き、
家族もいつのまにか、ちひろにぞっこんです。
特に父は、「じいじですよぉ〜」と、実の孫にも見せないようなデレデレ顔。

長くなりましたが、
犬以外にも可愛い動物はいっぱい居ます。
アレルギーをいろいろ工夫なさって飼われるのもいいかと思いますが、
この機会に、別のいろいろな動物をご検討されてもいいかと思います。