獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-36

次郎の容態が急変しました。
投稿日 2005年3月4日(金)23時59分 投稿者 次郎の妹

ねこママさん、メッセージありがとうございます。
思いがけず、次郎が発作を起こし、容態が急変してしまいました。今は少し落ち着いているようです。

今朝の血液検査の結果では、次のような感じでした。
 改善されているもの=血糖値、腎不全、肝不全の値
 進行しているもの=黄疸症状、貧血の値
血糖値に関しては、月曜に「668」を示したときに投与したインスリンが作用しつづけているのか分かりませんが、その後何のコントロールもせずに、正常値「88.9」を示していました。
進行している数値に関しては、入院によるストレスも原因の一つとなっている可能性があるため、担当の獣医師から「仮退院してみても良いかもしれません」という言葉がありました。

夕方、次郎の容態が気になったので動物病院に電話を入れてみました。すると、午前中の話とは打って変わり、次郎の様子が徐々に悪化しているということを知らされました。具体的には、以下の通りです。
・目の見え方がぼんやりしており、まばたきをせず、焦点が合っていない様子
・内臓的、神経的な問題に起因する足元のふらつきが増えている
              (食べていないからという理由からではない)

そして20時ごろ、次郎が発作を起こしました。
  ・発作の時間は10数秒と短いものだった
  ・血糖値を調べたところ、「123」と正常値を示していたので、糖尿病起因による発作ではな   いと判断できる=脳・脊髄に関する病気か?
・応急処置として、発作をおさめ睡眠を催す注射をした

次郎は糖尿病とばかり思っていたのですが、調べれば調べるほど「糖尿病による二次的な臓器へのダメージ」や「脳・脊髄に関する病気」などなど複雑に絡み合っていることが分かってきました。
担当の獣医いわく、MRTやCTをしないと詳しいことは分からないと言っています。その検査が次郎にとってどれほどの負担になるのか、また予測される病気はどんなものがあるのか。治療は可能なのか。どなたか詳しい方、教えていただけませんでしょうか。どうぞ宜しくお願いします。

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