獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-46

マルチレス
投稿日 2005年3月6日(日)12時37分 投稿者 プロキオン

3月4日の おっさんへ
なぜ、大学でマウスの体温を測定する必要があるのかの理由が不明です
が、大学で研究目的として実施されるのであれば、はたのさんのレスが
非常に意味をもっています。私もはたのさんの意見に賛同します。
まず、研究手法の確立こそが優先されるべきでしょう。緊急であって、
現状の機器を用いたいということであれば、サーモグラフィーが最も安
全だと思われます。
個人的な目的であれば、御自身が体温計になればよろしいでしょう。手
のひらの体表温度を測り、手のひらの上においたマウスの体温を感覚と
して把握するのです。マウスやハムスター等であれば人体よりも体温が
高いので、1度くらいの差がつかめるようになるそうですよ。
こちらの方法については、実践者がおります。


3月4日の sakuraさんへ
アフガンハウンドの肺における骨腫とありますが、記載内容からは原発
病巣についてがよく分かりません。
足の骨ということになるのですか? そちらはどうなっているのでしょ
うか?
肺に転移したとして、最悪、転移のある肺の片方を摘出してしまえばよ
いわけで、理論上不可能とも考えられません。主治医の先生の技術や経
験からの問題でそういうことになっているのでしょうか?
それとも、両方の肺に転移していて手術適応ではないということなので
しょうか? 他にも転移している可能性があるのでしょうか?
そして、もっと重要な点として、肺に転移しているということで、すで
に「余命」という段階で話をされているのでしょうか?

残念ながら、お書き込みの内容からでは、判断に至る材料が欠落してい
ます。


3月5日の ちろりあんさんへ
猫を風呂で泳がさせるという案には反対します。リハビリどころか過度
のストレスにしかならないように考えられるからです。
体重に対して若干の浮力が得られたところで、骨や筋肉に対する負荷が
無くなるわけではありません。馬がプールの中を歩く、あるいは泳ぐの
は、「筋力トレーニングの一環」として実施されています。
水を嫌って、怖がって、むちゃくちゃに足を動かすのは、リハビリやト
レーニングとは異質なものです。
主治医の先生は、そのような案に賛成しておられるのですか?


3月5日の きょんさんへ
Jハムの色変わりについてであれば、これは実例を紹介しているサイト
も書籍もいろいろあります。
そうういうところを参考とされるとよいでしょう。


3月6日の ビタミンさんへ
投稿は、どなたかのスレッドに対してのものでしょうか? それともこ
れが元スレッドでしょうか…。
タイトルの「膠原病」とビタミンとのかかわりが、投稿された文章から
では理解できかねます。
もしかして、ワイドショーで取り上げられていた某女優(?)さんの難
病のことに関連してなのかなと思ったりしました。
「難病=膠原病」ではないので、某女優さんがらみの話であれば、いっ
しょにはできないです。
また、ビタミンはきわめてたくさんの種類がありますので、その全てを
調べるというのはちょっと容易ではありません。

ビタミンさんの投稿を否定していると受け取られると困るのですが、現
実問題としては、採血する血液の量、検査機器のビタミン毎の調整、そ
して検査方法の確立で、さあ、調べてくれと頼まれても二つ返事で応諾
できるという者がどれくらいいるのか、それが気になりましたもので。


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