意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-77
犬の発作について:Nekoさん。 |
投稿日 2005年3月11日(金)12時52分 投稿者 田口正行
癲癇発作では、部分発作も全般発作もどちらも発作には変わりありませんので基本的には発作の頻度が多い場合には治療が必要です(全般発作のほうが全身えの影響が強くはなります)。 犬の発作は通常、全般発作が多いといわれていますが、実際には意識障害を伴う複雑部分発作から二次的に全身の痙攣(全般発作)に移行していることがあります。 この子の発作が、肝臓や代謝障害などからではないことを確認されているのでしたら、後は発作に対する治療になると思います。 血液検査以外の頭からの発作への検査には、脳脊髄液(炎症、抗アストロサイト抗体からの壊死性髄膜脳炎)、脳波検査(癲癇に特徴的な脳波があるそうです)やCT(水頭症、一部の脳腫瘍)、MRI(炎症、腫瘍など)などもあります。 |
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