さくらママさんへ。
そうですね、人が哺乳を手助けしてあげるほうがいいでしょうね。
このままだと体格のいい子だけが育って小さな子は育ちきらないでしょう。
母犬も体格のいい子だけに優先的に授乳して小さな子を見捨てる可能性があります。
母犬は強い子を残して弱い子は淘汰します。「自然に任せて」とはそういうことです。
人工哺乳には仔犬用の粉ミルクと仔犬用(または猫用)の哺乳ビンを使ってください。
動物病院・ペットショップ・ホームセンターのペット用品コーナーなどで買えます。

最初は哺乳ビンの乳首のゴム臭さやひんやりした感じを嫌がってなかなか飲んでくれません。
コツはミルクの味を早く覚えさせることです。
指にミルクをつけて仔犬の口の先に塗ったり、
舌を出したときすかさず指につけたミルクを舐めさせるなどして、
「あ、これ、おいしい」とミルクの味を覚えさせます。
乳首をくわえてゴクゴク飲んでくれるのはそれからです。あせらないでね。
注意点としては、気管にミルクが入らないよう必ずうつ伏せの姿勢で飲ませることと、
鼻の穴にミルクがついてしまったらすぐにティッシュで吸い取ること。

授乳開始4日目〜7日目の母犬の初乳は全員に飲ませてあげてください。
仔犬に免疫力をつけるための大切なお乳ですから。