意見交換掲示板過去発言No.0000-200506-159
Re:おしっこ |
投稿日 2005年6月25日(土)03時24分 投稿者 パールちゃん
リサさんへ。 犬にも『ぼうこう炎』はあります。 人間の病気と同じ病気の大半に犬もなります。がんにもなるし糖尿病にもなるし。 人間にあって犬にほとんどないのは虫歯くらいです。 犬のぼうこう炎は、おしっこを我慢したり、あまり水を飲まなかったりするとなりやすいです。 オス犬よりもメス犬のほうが尿道が短くて細菌に冒されやすいため、ぼうこう炎になるのはメス犬のほうが多いです。 犬がどんな暮らしをしているか、運動量はどのくらいか、ゴハンは何を食べているか、よく水を飲むか、それらによって1日のトイレ回数は変わるので理想回数を述べるのはむずかしいですね。 一例として、盲導犬のパピ―ウォーカーさんは犬の一日をこうしていますというのを書きます。 6時・朝起きてすぐのトイレ。朝食。8時・お散歩前のトイレ。お散歩。帰宅後にトイレ。お昼まで自由時間。昼食。昼食後のトイレ。自由時間。17時・お散歩前のトイレ。帰宅後、夕食。夕食後のトイレ。自由時間。22時・寝る前のトイレ。就寝。 これを見てわかるように、起きたあと・ゴハンのあと・寝る前、この3つがトイレタイムの基本になっています。犬の生態を考慮するとこうなります。あとはお散歩の前後です。(これは、外出時には排泄をしない盲導犬になるための訓練を兼ねてのことですが、一般の犬もお散歩の前後またはお散歩時に排泄することを考えると排泄回数の参考になると思います) リサさんのわんちゃん、ぼうこう炎の心配があるのですか? おしっこの姿勢を取るのになかなかおしっこが出ないとか、おしっこの色が濃いとか、おしっこの直後に一心不乱に陰部を舐めたりするときはぼうこう炎の兆候があります。 ぼうこう炎を悪くすると腎臓が壊れて命に関わりますので、心配なら獣医さんで診てもらってくださいね。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |