意見交換掲示板 2005年7月13日(水)23時33分

声帯を切除する手術には、口腔内から行う方法と頸の皮膚を切開し、喉頭の軟骨を切開して声帯を切除する方法があります。
獣医師によって口腔内からの方法を主に行われている場合と、喉頭切開で行う場合がありますが、僕は喉頭切開を行っています。
これまでに行った一番小さい患者さんは、ポメラニアンでした。
小さい子での声帯切除での問題点は、物理的に狭いところを手術することに尽きると思います。
猫では経験がありませんので、なんともいえません（ポメラニアンさんは体重が５ｋｇほどで比較的大柄な子でした）。

口腔内からの方法については経験がありませんので、他の獣医師の意見によると思いますが、やはり狭いところから喉頭を覗き込んで、声帯を切除すことは困難が予想されます。

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