意見交換掲示板過去発言No.0000-200507-177
Re、犬のてんかんについて |
投稿日 2005年7月18日(月)14時39分 投稿者 田口正行
癲癇発作は、発作が全身性か一部分だけかで全般発作と部分発作に分類されます。 また、意識があるものを単純発作と言い意識が失われている発作を複雑発作と言います。 症状からは、単純部分発作と言えると思います(癲癇発作では必ず意識が失われているとは限りません)。 今の獣医療で、発作を起こさせなくする治療を選択する基準としては、月に1度以上の発作、または1ヶ月1回以下でも発作が来ると重責してしまう場合、あとは基礎疾患に循環器や呼吸器疾患を持っていて、発作を起こすことが命の危険を伴う場合には治療を行う対症になると考えられています。 (月に1回以下でも、3ヶ月に2回や、発作の間隔が短くなる傾向がある場合には治療を行い始めることがあります)。 この子の場合では、心配であればMRIや脳波検査などの検査を行うことは良い事ですが、発作の頻度などからは主治医の先生が説明されているように緊急性は無いように思います。 |
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