意見交換掲示板過去発言No.0000-200507-83
RE yoshikoさん |
投稿日 2005年7月7日(木)00時39分 投稿者 はたの
「加藤由子さん」の諸著書をお勧めしておきます。中には(おそらく版元のリクエストによって)ハウツー本っぽくなっているものもありますが、根っこは常に骨太な動物行動学であり、お役にたつことでしょう。 また、ローレンツの「人、イヌに会う」の後半も。彼は当時の社会状況と自身の男権主義的偏見から出入り自由な飼い方をしていますが、背景を現代日本に置き換えてその偏見部分をつぶせば「ネコの本質」について示唆されること大と思います。 日高敏隆さんのエッセイもまた。ことに、動物種には(ヒトも含めて)「それぞれ固有の論理がある」というようなハナシは、「ネコと自分の考えに違いがあること、ネコのスイッチの切り替え、ネコとヒトではいき違いがあって当たり前なこと」について教えられること多いでしょう。外では意地っ張り、内では甘ったれ、という2面性もよく理解できます。 なお、少し深みにはまってみようという気をお持ちでしたら、「犬と猫の行動学(学窓社)」あたりを皮切りに、そっち方面にはまってみるのも一興かもしれません。全般に専門書は高価ですが、読み込めば安いものですし、おもしろいですよ。 |
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